エリザベス女王杯 2011 スノーフェアリー 桁違いの末脚

今週は牝馬の頂上決戦、エリザベス女王杯ですね。
2010,2011年と、このレースを2勝したイギリスからの遠征馬スノーフェアリー。今回は連覇となった2011年の方を選びました。

このコーナーでは今週の重賞の中から、過去の名勝負や少々マニアックなレース、予想の参考となるレースなどを、私の独断と偏見でチョイスして紹介いたします。
電車内でご覧いただく方は「イヤホン」を付けるか「ミュート」にすることをおススメします(ここは毎回同じこと言っています)。

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エリザベス女王杯 2011 スノーフェアリー

以下の動画をご覧ください。ピンク帽18番です。


今は多くの外国人ジョッキーが短期免許で来日するため、その実力を知ることは馬券戦略の一つですが、この当時はデットーリは知っていても「ライアン・ムーア」には無頓着というファンも多かったはず。

さて、前年は内から突き抜けたスノーフェアリーが、今回は大外18番枠でどういう競馬をするか。
ライアン・ムーアが出したその答えは、この枠でも3~4コーナーで内に潜り込むことでした。直線では目の覚めるような末脚でまとめて差し切り勝ち。

スノーフェアリーの圧巻の末脚に、府中のターフビジョンを見ながら呆気にとられた記憶があります。こりゃ凄いなと。




このレースのペースは前半4Fが45.8で、後半4Fが48.9の上り3F37.1。
ハロンラップが12.4 – 10.5 – 11.4 – 11.5 – 11.7 – 12.4 – 12.8 – 11.8 – 11.8 – 12.9 – 12.4。

超ハイペース。ラスト100mでスノーフェアリーが物凄い脚で突っ込んできましたが、ラップ的には他の馬が止まった中で1頭伸びてきたと言えそうです。
あまりにも鮮やかでしたが、スノーフェアリーは前年も内から一気に突き抜けて4馬身差で圧勝しているように、日本の牝馬とは実力が違いすぎで、まさに桁違いでした。

今回言いたいことは、スノーフェアリーを持ち出すまでもないのですが、京都の外回りは3~4コーナーで内を通る馬を狙いたいということです。
日本人ジョッキーは無難に外目を回す騎乗が今でも多く見られますが、ライアン・ムーアはもちろん、ミルコやルメールが日本で勝ちまくっている理由の一つはまさにこれ。コーナーをタイトに回ることだと考えます。
もちろん外をぶん回して勢いつけることもありでしょうが、きっと外国人ジョッキーは内で勢いがつかなくても、最後の直線ですぐに馬を加速させることが出来るのでしょうね。

今年のエリザベス女王杯も、そういう馬を狙いたいです。


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